ウレタンとは、ウレタン結合を含む高分子化合物の総称で、ポリオール成分とポリイソシアネート成分との、重付加反応によって得られる化学合成物です。ウレタン製品は、我々の身近なところにたくさん使われています。
自動車シート、低反発枕、ソファ、クッション等が挙げられます。
発泡ウレタンは断熱性能に優れていることはもちろん、地球温暖化防止効果があることが重要視されています。
日本政府は地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき「地球温暖化対策計画」を閣議決定し、新たに削減目標として2030年度において温室効果ガスを2013年度から46%削減し、2050年にはカーボンニュートラルを目標に掲げています。

ウレタン吹付工事 パフピュアーエース〜

  1. 高い断熱性能
    断熱性に優れた素材で、発泡ウレタンA種1Hの熱伝導率は0.026W/(m・K)以下となっており、HFCのフロン使用品と同等、従来のA種1に比べて高い断熱性能を実現しています。
  2. 高い気密性
    発泡ウレタンは吹付けると瞬時に発泡、硬化して継ぎ目や隙間のない断熱層が形成され、気密性に富み、冷熱リークが防止されます。板状断熱材のように施工時に見られる継ぎ目の目地部分からの冷熱リークがありません。
  3. 優れた施工
    発泡ウレタンは断熱性能が高く、RC造の壁で「断熱等性能等級4」を確保するための必要な厚さは、A種1に比べて約3/4の厚みで済み、施工スピードのアップが可能です。
    また、現場で発泡するシステムなので、板状断熱材のように事前に必要寸法に切断してコンパネに貼り付けてからコンクリート打ちする工法(打込工法)と比べて、工数・施工時間を大幅に短縮できます。
  4. 優れた環境性能
    A種1では水を発泡剤として使用することで、オゾン層破壊係数、地球温暖化係数を低減していました。
    パフピュアーエースはHFOの使用により、HFCのフロン使用品と並ぶ高い断熱性能を確保しながら、オゾン層破壊係数(ODP)が「0」、地球温暖化係数(GWP)がわずか「2以下」。A種1と同等の環境性能を実現しました。発泡断熱材です。
    A種1と同等の環境性能を実現しました。温室効果ガス排出量の削減、地球温暖化防止に貢献する現場発泡断熱材です。

炭化型ウレタン 〜パフガード〜

昨今、建設中に起きる火災の原因となる3割が溶接溶断時の火花だと言われておりますが、パフガードは、建築現場における火災安全性に特化した業界初となる炭化型吹付硬質ウレタンフォームです。
特徴としては、不燃ウレタンのような粉体を使用しないため、品質が安定しており、取り扱いが容易、かつ、カーボンニュートラルに向けた植物由来の原料を配合しています。
また、不燃ウレタン同様の燃えにくさを追求しつつ、従来品同様の取り扱い、施工ができるため、価格も安価です。
建設中の火災事故防止には、燃えにくさ、施工性、価格の観点からもパフガードが最適です。